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結婚式の二次会を運営するってこんな感じでしたというお話ー準備編

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一昔前までは結婚して一人前という風潮があったようだが,価値観の多様化や女性の社会進出の向上,ネガティブな面では経済状況の格差もあり生涯未婚率が年々上昇している.

 

www.gender.go.jp

 

そうはいっても,単純に結婚の価値が見るも無残に落ちぶれたとかそういうわけではなく,私の周辺でも一定の年齢を超えると愛する人と人生を供にする決断に至る知人が増えた.結婚式へ呼んでいただく機会も増え,そのたび口座から諭吉を数人召喚し戦闘力を高めてメデタイ席へ臨席するのである.

 

(自身の式も含め)ある程度結婚式から披露宴の流れはテンプレがあるので何回か出席すると新鮮さはどうしても薄れてしまうが,新郎新婦の幸せそうな顔が見れるのは悪い気分ではない.うまい酒と食事をつまみ皆で誰かを祝福するの機会というのは,普通の人生を送っている人なら結婚式くらいだろう.

 

披露宴も終わり,こちらも幸せムードほろ酔い状態で参加する二次会は気楽で良いものだ.偉い人も親族もいなくなり,基本的に友人や親しい関係者だけで新郎新婦と無礼講で楽しめる時間は良いものだよね.参加するだけならね.

 

二次会の企画を依頼されるということは新郎もしくは新婦がお願いする相手の事を信頼している証ともとれるので,とても光栄なことである.しかし,人生の一大イベントの運営を任される重責は相当なものである.

 

「おお~お前も結婚か~おめでとう!披露宴いつよ?」

「式にも出ていいの?もちろん当たり前だろ全力でお祝いしに行くに決まってんだろ!」

「二次会も行くよしゃあね~な~笑....え?企画?そうなの?式場の人のお手伝いじゃなくて..あ,俺達がねプログラムとかも考える訳ね..え?披露宴の余興もなの?それは..ちょっと欲張r....うん分かった.また連絡するわ.はい.」 

 

新郎との電話はこんな感じだった.ここから同志(初心者)により二次会の企画と当日の運営に向けた戦いが始まるのである.これから書くことは何に苦労したかなどの反省などを重点的に描きたい.「企画 結婚式 二次会」とググればよくまとめられた情報が出てくるので,これから企画をする方はプロのマニュアルを参考にすることをお勧めする.

 

 

LINEでの作戦会議はホント意見がまとまらない

私たちの場合は主に大学の同級生で仲が良かった友人数人に会の設営をゆだねられた.

大学を卒業すると,それぞれが活躍する場は日本全国にまたがることは少なくない.我々も似たような状況で,会までに実際に集まれそうなのは2回程度であった.実際は半年位の猶予があったのだが,悲しいかな我々は鉄の意志など持たぬただのサラリーマンである.動かざること山の如しである.

 

会の3か月前になってくるとちょっとずつ焦りはじめ.結局お尻に火が付くのはひと月を割ってからであった.主となる連絡手段はLINEであったが,当初やる気のあるメンツがポツポツ to do 的なことをグループに伝えても,お尻が適温である間は誰もが華麗に既読スルーし,牽引していた者もやる気がそがれ,ただただ月日が経ってしまうのである.ようやくひと月前に行動が本格化し,LINEに意見が溢れるようになるとそれはそれでカオスであった.重要度の高いアクションを議論していても,誰かが脇道に話題をそらすと,それまで話していた内容へは二度と戻ってこれないのである.

 

それでも,何とか少しづつ前に進め,ビンゴの景品などは専門のサイトで購入し,会場の下見と店員さんとの打ち合わせも現地に近い者が実施した.ただしゲームの中身などはある意味ぼんやりと決めてしまっていて,再度全員で集まれる前日に決めようということになった.

 

会前日にあふれ出すオリジナリティへの熱意

我々も一応社会人である.土曜日に結婚式があれば,前日は金曜日で皆仕事がある.会場に近い者の家で最終準備を進めることにしたが,全員がそろったのは日付が変わり,もはや当日である.あとは必要な物品をドンキで購入することと工程の最終確認であったが,夜中のハイなテンションであのような場に行ってはいけないことを悟る.おもしろいパーティグッズが多すぎて,会へのアイデアがあふれ出し,今まで積み上げたものをぶっ壊したくなるのである,というか壊した.特にフルスロットルで破壊的イノベーションを提案してきたのは,今までLINEでも事前の全員集合時でも「俺何でもいいよ~と言っていた」やつである.一週間の疲れや睡眠不足も相まってかなり殺伐とした空気になったのは言うまでもない.無駄にアイテムを購入した後,我々は徹夜で準備を進めることになった.幸いにも結婚式開始は午後であったので,本当にぎりぎりまでプログラムを練り直し準備を進めた...

 

長くなったので次回は当日の運営について述べたい.まぁここまでで言いたいことは,結婚式って本当良いなぁってことです.