車通勤と電車通勤 ー 仕事する前に疲れてたりしませんか?
以前記事にしたように、最近ではITの発展と働き方の変化により、会社員でも自宅にいながらリモートワークで業務をこなせるようなった。
そうは言っても未だに通勤時間の電車は満員である。すなわち多くの人は出社という行為を行っているのだと思う。
大都市圏では電車通勤が主体であろう。一方で地方では電車の公共機関のみでは通勤が難しいこともあるので、車通勤が許されているところもある。
さて、私自身、現在は満員電車に揺られながら通勤しているが、以前は車通勤であった。
それぞれメリットデメリットあるが、個人的には車通勤の圧勝である。
まず車通勤
メリット
- 自分のペースで運転できる
- 車内はプライベート空間なので気軽である(空調,音楽,背もたれなど)
- 荷物が多くてもよい
- 予定外の行動がしやすい(買い物にいったり)
- 悪天候につよい
- オフにも有効に使える(旅行など)
通勤という事に限定して,個人的に最大のメリットは①と②である.
何と言っても,職場を出た瞬間にオフにたどり着いた気がするのだ.仕事から離れ,完全に1人になれる瞬間である.意外と車の中がリラックスできる人は多いのではないだろうか.家に帰れば家族と過ごす時間である.車の運転中は他の事が出来ないので,一人で考え事をするのに悪くない空間なのだ.
デメリット
- 交通事故のリスクがある.
- 道路の混雑の影響を受ける
- 維持コストがかかる
- 駐車場が無いところには行けない
- 人によっては運転が苦痛
- 運転中は他の事ができない
- 同僚に交通手段として認識される
車通勤を確実に実施する,という意味でのデメリットは②が影響が大きいのだが,現実問題だと都会においては③と④で実施不可能というところではないだろうか.
地方に行けば会社に駐車場もあるところも多い(車通勤前提の立地など)のだが,東京はスペースの問題で駐車場が設けられていないオフィスがほとんどだと思う.
続いて電車通勤
メリット
- 時間が読める
以上である.
あえて一つ追加するなら,座ることが出来れば本やスマホなどで時間を有効に使える点であろうか.座れるといってもスペースは限られているし,空気もよどんだ空間でどれだけ効果的な時間をとれるかは疑問ではある.
デメリット
- 通勤時は座れないことが多い.
- 荷物が多いと移動に支障がでる.
- 人によっては車酔いしやすい
- 他人の行動が気になる,もしくはこちらも気を使う必要がある.
- 乗り換えが面倒
- 歩く経路があると天気に左右される
- 犯罪に巻き込まれる可能性がある
最大のデメリットは①である.最悪吊革につかまってパーソナルスペースを確保できていればまだマシだが,通勤時間帯は命をかけたおしくらまんじゅうに強制参加である.
30分でも電車に乗れば会社につく頃にはクタクタである.業務と電車通勤で奪われる体力は1:1といっても差し支えない気がする.
とはいっても,都会で仕事をする以上,前回記事にしたように在宅勤務をする以外はオフィスに行かなければならない.通勤時間をずらす,始発駅付近に引っ越すなどしてできるだけ体力温存に努めたい.
第三の選択肢として,自転車通勤という方法もある.勤務先に制度として無い場合は完全に自己責任だが,実施している人に聞いてみると気持ちの面でもリフレッシュできて良いみたいである.健康に気を使っている方には悪くない選択肢かもしれない.