コーヒーはお通じに効くのか問題
食事中の方は内容にご注意ください。
出勤途中にコーヒーをコンビニでやスタバで購入して出社する人も多いだろう。もっとこだわりがある人はオフィスに着いてから、好きな豆をつかって作る人がいるかもしれない。
コーヒーの味や香りを楽しみながらメールの確認から始まる1日というのは字面にしても良いものだ。カフェインの覚醒効果というのは疑う余地も無いだろう。朝の時間にコーヒーによって頭をブーストさせるのも非常に効果的である。
コーヒーの健康面に対する有用性も語るまでもないだろう.
最近では心疾患や糖尿病の予防にも効果があるとの報告もあるようだ.
一方でコーヒーのお通じに対する効果というのは比較的語られない気がする。
私も朝優雅にコーヒーを飲むことが習慣になっておりオフィスでドヤ顔で啜っているのだが,本心ではお腹の調子を整えるという効果を重視している.
定期的に排便をするというのは健康にとって非常に大事である。
便秘をしている人は精神的にも肉体的にも,そうで無い人と比べて健康的な生活が送れていないことも研究で報告されている。
腸が健康な人は定期的に排泄がされると思うが、食生活が荒れている人や体質でお通じが良くない人も中にはいるはずだ。
そういう人にはコーヒーの効果を利用することをお勧めする。
大規模で調べられた研究はいまだ無いみたいだが、消化管の動きを刺激するということはわかってきているようだ。
牛乳も人によってはお腹を刺激することはご存知の通りで、例えばカフェラテなど飲めば、ダブルでその効果を得られることになるかもしれない。
だが、カフェラテを摂取する人の多くは味を楽しむことが好きな人だろう。
カフェラテを飲んでいる同僚に「わかります~お通じ大変ですよね~」と同意を求め、笑顔でコーヒー片手に近づいても、9割方怪訝な顔をされるのでご注意いただきたい。
余談だが、ミルクなどの乳製品で排便が促される、お腹の調子が悪くなる人は多く、広義で乳糖不耐症ということである。
ヒトを含むほ哺乳類は乳製品に含まれるラクトースが分解できず、これが消化管に刺激をもたらすらしい。
ビッグバンセオリーというUSのコメディドラマに出てくる登場人物もこれを患っておりしばしばネタにされている。
私もこの症状を自覚していることもあり、彼がそのことでいじられるシーンを見かけるたびに、思わず彼を応援したくなるのである。